投稿日:2025/05/23 レポート
令和7年5月22日(木)、本学10号館2階1024教室において「工学部医薬工学科公開セミナー」を開催し、教職員71名が参加しました。
本セミナーでは、医薬工学科の秦慎一講師と小島肇教授が講演しました。
秦講師は、医薬工学科の紹介と題し、医薬品工学コースと化粧品・食品工学コースの特色について紹介しました。医薬品工学コースでは、近年注目を集めているバイオ医薬品の設計・製造と品質を管理できる力を身につけること、化粧品・食品工学コースでは、需要が急拡大している化粧品と食品の製造技術及びプロセス開発やその有効性と安全性を評価できる力を身につけることができることなどを紹介しました。
小島教授は、医薬工学科の現状と今後の展望と題し、入学した学生は大半が大学院を志望していること、カリキュラムにはメジャー・マイナー制を導入していることなどを紹介しました。また、2025年4月に設置したバイオロジックスDXセンターについて紹介があり、連携協定を締結した一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンターと連携して行う企業で即戦力となる人材育成のビジョンについても説明がありました。
セミナー終了後には、医薬工学科と他学科の教員等との意見交換会も行われ、本学でますます工・工間、工・薬間の研究交流や連携が深まっていく契機となるセミナーとなりました。