薬学部Faculty of Pharmaceutical Sciences
前のページへ戻る学部長からのメッセージ
薬学部は、2018年に開設されてから3年目を迎え、この春新たに臨床薬学系教員を中心に新任の教員が着任し、6年間の薬学教育を実施する体制が整いました。薬学を通して、地域から新しい日本の医療を創ること、地域と世界を繋ぐことを目指し、今後も教職員一丸となって薬学の教育・研究・地域貢献に邁進して参ります。
本薬学部では、全学生が薬剤師免許を取得できることを前提とし、その上で、くすりを創る、くすりを正しく使う、やまいを予防するというそれぞれの領域で活躍できる人材を育成いたします。そのために本学の理念に基づき、人間性豊かで高い倫理観、確かな基礎学力、薬物療法における高度な実践的能力、研究心・研究能力を養います。卒業後は病院や薬局など臨床の場、製薬工業会など産業の場、国や地方自治体など行政の場、さらに大学や研究機関など教育・研究の場などでリーダー・キーパーソンとして活躍することを期待しています。
薬学をとおして人の健康を守る

薬学部は、「薬学をとおして人の健康を守る」という高い志と倫理観・研究心を持ち、薬剤師資格を得た優れた薬学人を養成し、もって山口県を中心とする地域に貢献することを目的とします。公立大学の薬学部として、健康医療に係る地方創生の課題に積極的に取り組み、教育研究を通して人びとの健康増進と地域の発展に貢献します。

薬学部の教育課程
薬学部では、薬学教育モデル・コアカリキュラムを適用した教育課程を編成し、薬剤師として求められる基本的な資質を体系的に身につけます。4年次から研究室に所属し卒業研究に取り組み、豊かな人間性と高い倫理観、研究心を持った薬剤師・薬学人を養成します。学生が身につける基本的な資質
学科構成
薬学科

薬剤師として必要な基礎的な科学力や薬剤師としての心構えなどの実践能力、研究・教育心を養い、薬剤師・薬学人として広く社会に貢献できる力を身につけます。
薬学科は、入学者全員が薬剤師免許を取得することを前提に、医療・臨床の現場で薬の専門家として問題や課題を科学的に研究・実践する「医療・臨床薬学」、主に有機化学系、物理化学系、生命科学系の3つの分野の研究室で、治療薬開発に必要な基礎及び応用研究を行う「創薬科学」、薬学的な知識を生かし、生活習慣病などのさまざまな疾病を予防する手段を探ることで人々の健康をサポートする「社会健康薬学」の3領域で活躍できる人材養成をめざしています。